A Hard Day's Night ~ The Beatles [The Beatles]
唯一、全曲Lennon/McCartney作の曲から成る盤。
同時に、Lennonさんが圧倒的な存在感を示す、
Black Music臭がプンプンする、初期の金字塔!
The Roots of The Beatles / John Lennon [The Beatles]
個人的には、当日を迎えるまでは、ちっとも盛り上がらなかったのですが、
09.09.09を過ぎた辺りから、無性に気になりはじめました。
当日を過ぎてから気にしても、もはやMono BoxはSold Out!
MonoかStereoか悩む必要が無くなり、輸入盤Stereo Boxの価格チェック。
何々、H*Vオンラインだと輸入盤3セット買うと30%引き、
「おお、これなら2万円少々で買えちゃうじゃん」!
しかも、ポイント10倍期間!
斯様な経緯で、輸入盤Stereo Boxのオーダを決意。
さて、30%引きをゲットするために、安い輸入盤2枚探さなきゃ、
とオンライン・ストアをブラついて見つけ、一緒にオーダしたのがこの2枚。
Please Please Me ~ The Beatles [The Beatles]
The Beatles (White Album) ~ The Beatles [The Beatles]
カバー曲(その9+4) ~ Rock 'n' Roll by John Lennon [The Beatles]
カバー曲(その12) ~ CHOBA B CCCP (バック・イン・ザ・USSR) by Paul McCartney [The Beatles]
Rubber Soul ~ The Beatles [The Beatles]
愚息の初CD。
クリスマス・イブにちょっとしたいきさつで、おとうチャン(つまり僕)が彼にCDを買ってあげる事になって、ヤツが殆ど迷うことなく、自分で選んだのがこれ。J-Popでも、最近の洋楽でもなく。
ヨメによると、ヤツは我が家の歯抜けBeatles CDコレクションを時折聴いていたようだし、Anthologyのビデオ(アメリカ逃亡中にABCで放送されたヤツを家庭録画したVHS、よって字幕なし/大量のコマーシャル入り)もお気に入りのようだ。
他に、しばらく前にNHK BSで放送した、Rolling Stone誌による"500 Greatest Songs of All Time"の上位100曲を紹介した番組も結構好きみたい。
どうも古い洋楽にはそれなりの興味があり、その中でもBeatlesが好みのようです。きっと歴史上の偉人達の一集団として、The Beatlesを見ているんだろうな~。
我が家では昔から、僕が車を運転する時に聴く音楽は専制君主のように僕が選び、ヨメはヨメで古い洋楽が好みなので、ウチの愚息は古めの洋楽は赤ん坊の頃から相当聴いていることになります(ヤツは何と2歳か3歳の時にRay Charlesの生を観てる。記憶には全く残ってないみたいですが。)。そうやって考えると、Stones、The Band、The Who、Van Morrisonや60年代のMotownあたりを、Beatles以上に聴いていたハズなんだケド。
買う前に、「Beatlesで誰が一番好き?」と聞くと、「ポール・マッカートニー」との答え。
買って帰って聴いた後に、「"Rubber Soul"で一番気に入った曲は?」の問いには、「4曲目」("Nowhere Man")の答え。「歌ってるの誰か分かる?」「ジョン・レノン」。
ふ~ん。
さて、これから彼はRockの深みにハマるのかどうか、、、、、まだその気配はない。
深みにハマって、ヤツの小遣いで、僕の欲しいCDやらDVDを買ってくれると助かるのですが。。。
Peace Bed アメリカ VS ジョン・レノン [The Beatles]
「Peace Bed アメリカ VS ジョン・レノン」観てきました。とても良かったです。案に反して、エモーショナルにならず、とても淡々と観ました。
中坊の訳の分からん頃に、ミュージック・ライフの立ち読みで見た、「レノン夫妻、アメリカ永住権獲得」という記事を思い出しました。音はそれなりに聴いてはいましたが、レノンの活動についてはさほど勉強してなかったので(汗)、そうか、こういう大変な事があったのか、と。正に、「アメリカ VS ジョン・レノン」というタイトル通りの中身です。流れる音は、オノ・ヨーコさんが出てるのが殆どなく、彼女の音にアレルギーを持つ人も心配ご無用です(インタビューは多いですが、非常に興味深い内容)。
クレジットによると、VH1(アメリカの音楽専門ケーブル・チャネル)が製作に絡んでいるようで、それらしいドキュメンタリーです。
観終わって、家に帰って思うこと2つ。オノ・ヨーコさんの意義とアメリカという国について。
ジャニス・ジョップリンが、「自由とは失う物が何も無い事」と唄ってたり、村上春樹が何かの小説の中で、「自由になるためには、全てを失っても構わない勇気を持つ事」というような事を書いていました。
良家の子女であるオノ・ヨーコさんは、ジョン・レノンに出会う前に、とても1933年生まれの良家の子女とは思えない事をやっていた訳でして、もしかすると彼女の最大の功績は、世界のアイドルだったレノンに自由になる勇気をもたらした事ではないかと。
レノンがそういう自由を得たと考えると、Beatles解散前夜~Love&Peace~Lost Weekend~House Husbandという激動が、腑に落ちるような気がします。
敵として描かれているのが、ニクソン政権時代のアメリカ。
税収増をネラって、くじ引きでグリーン・カード(永住権)を乱発していたと思えば、一人のロック・ミュージシャン相手に国を挙げてムキになったり。。。リアルタイムで体験してないので良く分かりませんが、当時のレノンは、それだけの影響力を持っていたのでしょうね。
一方逆説的ですが、改めてアメリカという国の良い面も感じました。色々と間違った事もするし、今もしていると思いますが、某国と違いアメリカという国が持つ自浄能力を再認識。
映画の最後の方で、「ジョンが本当にありたかったのは、ただのロックン・ローラー」というような場面がありました。本質ですね。
そういう意味で、Back Beatで描かれていたレノンは好きですね。個人的には映画としても、Back Beatの方が楽しめました。
Back Beat ~ The Beatlesハンブルグ時代の映画 [The Beatles]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 1994/09/07
- メディア: DVD
今年の12月はLennon関連の映画が2本(*)ほど公開されるようなので、スキな方々は忙しい師走になるかと思います。
*1: 「PEACE BED アメリカvsジョン・レノン」平和活動家としてのジョンとアメリカ政府との闘いに焦点をあてた映画
*2: 「チャプター27」ジョン・レノン殺害犯が、殺害にいたるまでの3日間を再現した映画
(Source: 大人のロック2008冬号)
ですが、今日は少し古めのJohn Lennon関連映画の話です。14~15年前に公開された映画、"Back Beat"。ハンブルグ時代のThe Beatlesが描かれています。
主役は、スチュワート・サトクリフ(by Stephen Dorff)とアストリッド・キルヒヘル(by Sheryl Lee、Twin Peaksでローラ・パーマーを演じた人)ですが、ここで描かれているジョン・レノン、とても気に入っています。不良で皮肉屋で繊細なロックン・ローラー。
アメリカ逃亡生活中に、Dublin, CAの古臭い映画館で観ました。
上の画像は、逃亡中に買った字幕ナシのVHSのハコです。AmazonにはDVDのジャケ画像がありませんでした。
USでは、Rated R(F言葉満載、Tits露出の濡れ場あり)ですので、健全な少年少女向きではありません。