SSブログ

お姐さんアーチスト その3 #4 ~ Red Dirt Girl / Emmylou Harris [Emmylou Harris]

Red Dirt Girl

Red Dirt Girl

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Elektra
  • 発売日: 2000/09/12
  • メディア: カセット
久しぶりにお姐さんシリーズ復活。

PC故障中も、耕しはせずとも、怠惰ながらにせっせと未聴の音楽漁りはしておりました。
その期間に聴いた多くの音の中で、印象的なアルバムのひとつです。

Country界の重鎮、Nashvilleの大女将、Emmylou姉御を、
魅力的な声を持つカントリーシンガーとステレオタイプに捉えるならば、ラジカルな、
米南部伝統音楽を軸とする貪欲な現代のミュージシャンとして捉えるならば、正統的な、
そんな1枚、Red Dirt Girl。

掲載したUS輸入盤のAmazon JPでのレビュー(2件)では、酷評、
一方国内版「レッド・ダート・ガール」のレビュー(3件)は、好評。
中々面白い。
評価の軸は少々違いますが、僕は、後者の立場。
ロック屋にも、カントリー屋にも、老若男女を問わず、お奨めしたい。


以下、収録曲です。
1. The Pearl
2. Michaelangelo
3. I Don't Wanna Talk About It Now
4. Tragedy (Featuring Bruce Springsteen)
5. Red Dirt Girl
6. My Baby Needs a Shepherd
7. Bang the Drum Slowly
8. J'ai fait tout
9. One Big Love
10. Hour of Gold
11. My Antonia
12. Boy from Tupelo

プロデューサーは異なるが、音作りは以前記事にした、"Wreking Ball"からの
正常進化。
アコースティック楽器も多く使われているが、空間的で浮遊感のある
打込みハイテク・サウンドっぽい音が基調。
乍、どう聴いても南部の音。タイトル通り、埃っぽさを感じます。

本作が"Wreking Ball"と大きく異なるのは、、ほぼ全曲、彼女自身の手になる曲である事。

50歳を過ぎてから、ミュージシャンとしての幅が大きく広がって来ている印象。
自分は音楽家ではありませんが、ブレない軸を持ちつつ、何時までも成長し続ける姿に、
あやかりたいものです。

Liveだと、上に書いたStudio盤とは幾分異なる印象となりますが、幾つか。

The Pearl


Red Dirt Girl (Live w/ Mark Knopfler)
Mark Knopflerとのコラボ・ライブは、オフィシャルCD/DVDになってます。


Red Dirt Girl (Studio)


One Big Love

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

リュウ

エミルー姐さんは、懐の深さが凄いですね!
音楽に取り組む姿勢は、真摯そのもの・・・
アタマ下がります♪
この辺まで追いかけようと言う気持ちになりました(笑)
by リュウ (2009-07-20 14:59) 

substitute

リュウさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
大したモンです、エミルー姐さん。彼女は、音楽都市ナッシュビルのアドバイザーのような立場でもあるようです。
金も暇も無いのですが、最近テネシーに行ってみたくて仕方がないです。
ナッシュビルと、メンフィス!白音も黒音も、ツボ。
オースチン(TX)と、ニュー・オリンズ(LA)にも脚を伸ばしたいな~。

by substitute (2009-07-20 16:03) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。