Voodoo Lounge ~ The Rolling Stones [The Rolling Stones]
M.J.を代表とする英国の超人達The Rolling Stonesの連中が50歳に最も近い頃の
オリジナルアルバムです。
Stones Yearで音楽を聴いていると、「スゲー最近のアルバム」と思ってしまうのですが、
もう15年も前のアルバムなんですね。
1. Love Is Strong |
2. You Got Me Rocking |
3. Sparks Will Fly |
4. Worst |
5. New Faces |
6. Moon Is Up |
7. Out of Tears |
8. I Go Wild |
9. Brand New Car |
10. Sweethearts Together |
11. Suck on the Jugular |
12. Blinded by Rainbows |
13. Baby Break It Down |
14. Thru and Thru |
15. Mean Disposition |
分かりやすい全開モードの1~3。
特に3はタイコの音の抜けを良くし始めたSome Girls以降、
大抵のアルバムに入るこの手の曲の中で、中々秀逸なデキ。
カントリー色と少しB.J.期のバラードを思い出させるようなパートの4~7。
熱気と密度を比較するのは酷だが、"Exile"を思い起こさせる8~9。
94年時点におけるStonesのリアルタイム感というか、新しい事への取り組みが
窺がえる10~14曲目。
10: Stones流ライクーダみたい。比較すると消化不良だけど、まあ、比べる相手がスゴ過ぎる。
11: ベーシストが変わった実験?
12~13: カントリーともなんともいえない、Stones流Cosmic American Music
(Copyright Gram Parsons)
14: Keith流Cosmic American Musicの集大成か?
締めの15曲目は、94年の彼らの原初帰り。
"Undercover"以降、どうもStonesを素直に聴けなく、斜に構える様になっていたのですが、
この"Voodoo Lounge"はとても素直に聴けて、久々に「良い、Quality高し」と思った
Stonesのアルバムでした。
若い頃は健康的なイメージを前面に出し乍も、50歳で逝去した、King of PopのM.J.。
若い頃に不健康のシンボルで悪態を尽くした(プロとしてのイメージ作りもあったでしょうが)、
Sir. M.J.を始めとするR.S.の面々の、元気ハツラツ50歳頃のアルバム。
考えさせられちゃいますね。
話は変わりますが、僕は若い頃、K.R.さんは、歳食っても生きてたら、
Bluesをボソボソと演るのかと思ってましたが、ハズれましたね。
G.P.の影響が余程大きかったのでしょう。
ではでは。
# 禁煙に苦しむ身には、StonesのLive映像はツライ。
# K.R.やR.W.の吹かす大人のおしゃぶりの旨そうな事!
Sparks Will Fly
The Worst
Thru and Thru
>もう15年も前のアルバム
たしかに自分の中でも新しいっていうイメージがあるんですが、
そんなに経ちますか・・・。
結構プロモーションにも力が入っていた気がしますね。
日本でもテレビで特番を組んでPVなんか流していて、
全部録画してありますが。
中でも、「Love Is Strong」 は強烈なPVだったなぁ。
by kingbee (2009-07-04 12:50)
kingbeeさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
本当に、「そんなに経ったのか」、という思い、あります。
> 日本でもテレビで特番を組んでPVなんか流していて、
コレが出た当時は、海外逃亡中で、当時の日本の様子は知らないのです。
by substitute (2009-07-04 23:26)
substituteさんがVoodoo Loungeって意外な感じがしたんだけど、これも、もう15年ですか・・・驚きました。
古いバンドマン信仰のボクは、ビル・ワイマンの事があって、特に彼が好きだった訳ではないんだけど、Bassがいないバンドって?とこがあって、ストーンズから離れた時期に出たアルバム。
出たときに買って1~2回聴いたきり、オクラになってたのですが、紹介記事参考にじっくり聴いてみるよ!!
by 六絃小僧 (2009-07-05 18:00)
六絃さん、コメント、ありがとうございます。
> substituteさんがVoodoo Loungeって意外な感じがしたんだけど
まあ、勿論聴いた頻度は、60年代、70年代モノと比べると、少ないですが、悪くないですよ。
> Bassがいないバンドって?
確かに、頷ける意見ですな。
by substitute (2009-07-05 18:24)
はじめまして。
kingbeeさんの「メインストリートのなまけ者」から流れてきました。
よろしくお願いします。
このアルバム、私の初リアルタイムストーンズでした。
それだけに思い入れが強すぎで、客観的には評価できないアルバムでもあります。
もう15年も経つんですね、感慨深いです。
by joey (2009-07-11 00:52)
joeyさん、はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
僕は、70年代の中盤にStonesにハマり、
そこを起点に過去の音楽と、それらが継承されている音楽を、
主に聴いてます。
良かったら、また遊びに来てください。
by substitute (2009-07-11 09:26)
このアルバムは、最近のSTONESのアルバムでは聴いた方です♪
hy
このアルバムをリリースした後の来日公演にも行ったし。
「YOU GOT ME ROCKING」の
MICKのヴォーカルを煽るような
KEITHの不規則なリズム・カッティングにしびれるっすw
KEITH好きの僕には、
彼がヴォーカルを取る2曲は冷静な評価不可能かも^^;
特に「THE WORST」はGPへの歌だって説もあるし。
by DEBDYLAN (2009-07-12 23:56)
DEBさん、こんばんは。
コメント&Nice、ありがとうございます。
15年前のアルバムが「最近」になっちゃうところが、Stones Yearですよね。
確かに、Voを取る曲の数だけじゃなくて、Keithの匂いの強いアルバムですね、Voodoo Lounge。
by substitute (2009-07-13 19:56)
こんばんは
もう15年ですか、、
STEEL WHEELSの力み具合には、少し圧迫感があったので、LOVE IS STRONGをはじめて聴いた時には、「よしっ」と思った覚えがあります
このドロッとした感じは、STEEL - の時には出なかったでしょうね
by col (2009-07-25 22:47)
colさん、こんばんは。コメント、ありがとうございます。
こんな"新しい"アルバムが、15年前、というのが、Stones Yearですね。
Steelは、初来日とダブるので、その頃良く聴いた記憶はあるのですが、
この10年位、聴いてないです。
Mixed EmotionとRock & A Hard Placeって、Steelでしたっけ?
by substitute (2009-07-25 23:40)