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Voodoo Lounge ~ The Rolling Stones [The Rolling Stones]

Voodoo Lounge

Voodoo Lounge

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin Ben
  • 発売日: 1994/07/12
  • メディア: CD
Voodoo Lounge、
M.J.を代表とする英国の超人達The Rolling Stonesの連中が50歳に最も近い頃の
オリジナルアルバムです。

Stones Yearで音楽を聴いていると、「スゲー最近のアルバム」と思ってしまうのですが、
もう15年も前のアルバムなんですね。


1. Love Is Strong
2. You Got Me Rocking
3. Sparks Will Fly
4. Worst
5. New Faces
6. Moon Is Up
7. Out of Tears
8. I Go Wild
9. Brand New Car
10. Sweethearts Together
11. Suck on the Jugular
12. Blinded by Rainbows
13. Baby Break It Down
14. Thru and Thru
15. Mean Disposition


分かりやすい全開モードの1~3。
特に3はタイコの音の抜けを良くし始めたSome Girls以降、
大抵のアルバムに入るこの手の曲の中で、中々秀逸なデキ。

カントリー色と少しB.J.期のバラードを思い出させるようなパートの4~7。

熱気と密度を比較するのは酷だが、"Exile"を思い起こさせる8~9。

94年時点におけるStonesのリアルタイム感というか、新しい事への取り組みが
窺がえる10~14曲目。
10: Stones流ライクーダみたい。比較すると消化不良だけど、まあ、比べる相手がスゴ過ぎる。
11: ベーシストが変わった実験?
12~13: カントリーともなんともいえない、Stones流Cosmic American Music
      (Copyright Gram Parsons)
14: Keith流Cosmic American Musicの集大成か?

締めの15曲目は、94年の彼らの原初帰り。

"Undercover"以降、どうもStonesを素直に聴けなく、斜に構える様になっていたのですが、
この"Voodoo Lounge"はとても素直に聴けて、久々に「良い、Quality高し」と思った
Stonesのアルバムでした。

若い頃は健康的なイメージを前面に出し乍も、50歳で逝去した、King of PopのM.J.。
若い頃に不健康のシンボルで悪態を尽くした(プロとしてのイメージ作りもあったでしょうが)、
Sir. M.J.を始めとするR.S.の面々の、元気ハツラツ50歳頃のアルバム。

考えさせられちゃいますね。

話は変わりますが、僕は若い頃、K.R.さんは、歳食っても生きてたら、
Bluesをボソボソと演るのかと思ってましたが、ハズれましたね。
G.P.の影響が余程大きかったのでしょう。

ではでは。
# 禁煙に苦しむ身には、StonesのLive映像はツライ。
# K.R.やR.W.の吹かす大人のおしゃぶりの旨そうな事!

Sparks Will Fly


The Worst


Thru and Thru


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コメント 10

kingbee

>もう15年も前のアルバム
たしかに自分の中でも新しいっていうイメージがあるんですが、
そんなに経ちますか・・・。
結構プロモーションにも力が入っていた気がしますね。
日本でもテレビで特番を組んでPVなんか流していて、
全部録画してありますが。
中でも、「Love Is Strong」 は強烈なPVだったなぁ。
by kingbee (2009-07-04 12:50) 

substitute

kingbeeさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
本当に、「そんなに経ったのか」、という思い、あります。

> 日本でもテレビで特番を組んでPVなんか流していて、
コレが出た当時は、海外逃亡中で、当時の日本の様子は知らないのです。
by substitute (2009-07-04 23:26) 

六絃小僧

substituteさんがVoodoo Loungeって意外な感じがしたんだけど、これも、もう15年ですか・・・驚きました。

古いバンドマン信仰のボクは、ビル・ワイマンの事があって、特に彼が好きだった訳ではないんだけど、Bassがいないバンドって?とこがあって、ストーンズから離れた時期に出たアルバム。

出たときに買って1~2回聴いたきり、オクラになってたのですが、紹介記事参考にじっくり聴いてみるよ!!

by 六絃小僧 (2009-07-05 18:00) 

substitute

六絃さん、コメント、ありがとうございます。

> substituteさんがVoodoo Loungeって意外な感じがしたんだけど
まあ、勿論聴いた頻度は、60年代、70年代モノと比べると、少ないですが、悪くないですよ。

> Bassがいないバンドって?
確かに、頷ける意見ですな。
by substitute (2009-07-05 18:24) 

joey

はじめまして。
kingbeeさんの「メインストリートのなまけ者」から流れてきました。
よろしくお願いします。

このアルバム、私の初リアルタイムストーンズでした。
それだけに思い入れが強すぎで、客観的には評価できないアルバムでもあります。

もう15年も経つんですね、感慨深いです。


by joey (2009-07-11 00:52) 

substitute

joeyさん、はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
僕は、70年代の中盤にStonesにハマり、
そこを起点に過去の音楽と、それらが継承されている音楽を、
主に聴いてます。
良かったら、また遊びに来てください。

by substitute (2009-07-11 09:26) 

DEBDYLAN

このアルバムは、最近のSTONESのアルバムでは聴いた方です♪
hy
このアルバムをリリースした後の来日公演にも行ったし。

「YOU GOT ME ROCKING」の
MICKのヴォーカルを煽るような
KEITHの不規則なリズム・カッティングにしびれるっすw

KEITH好きの僕には、
彼がヴォーカルを取る2曲は冷静な評価不可能かも^^;

特に「THE WORST」はGPへの歌だって説もあるし。

by DEBDYLAN (2009-07-12 23:56) 

substitute

DEBさん、こんばんは。
コメント&Nice、ありがとうございます。
15年前のアルバムが「最近」になっちゃうところが、Stones Yearですよね。
確かに、Voを取る曲の数だけじゃなくて、Keithの匂いの強いアルバムですね、Voodoo Lounge。
by substitute (2009-07-13 19:56) 

col

こんばんは

もう15年ですか、、

STEEL WHEELSの力み具合には、少し圧迫感があったので、LOVE IS STRONGをはじめて聴いた時には、「よしっ」と思った覚えがあります

このドロッとした感じは、STEEL - の時には出なかったでしょうね
by col (2009-07-25 22:47) 

substitute

colさん、こんばんは。コメント、ありがとうございます。
こんな"新しい"アルバムが、15年前、というのが、Stones Yearですね。
Steelは、初来日とダブるので、その頃良く聴いた記憶はあるのですが、
この10年位、聴いてないです。
Mixed EmotionとRock & A Hard Placeって、Steelでしたっけ?
by substitute (2009-07-25 23:40) 

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