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ルーツ・ミュージックの継承 ~ The Best of The Johnny Cash TV Show [Johnny Cash]

The Best of the Johnny Cash TV Show

The Best of the Johnny Cash TV Show

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Legacy
  • 発売日: 2008/01/08
  • メディア: CD
年頭に、今年はCountry系か、Blues/R&B系のどちらを旅するのかな~、
と思ってました。

今のところ、Country系のようです。

69年6月から、71年3月まで、米ABCで放映されていた、
The Johnny Cash Showから厳選された音を収録した
コンピ盤です。

Ray Charles、Derek and The Dominos、Roy Orbison、Joni Mitchell等など、
多彩な方々が登場。中々楽しめます。
神様Claptonの、滅多に聴けない、アルペジオのピッキング・ミスもそのまま入ってます。


以下、収録曲のリストです。

1. Johnny Cash Show Open/I Walk the Line
2. Flesh and Blood
3. Stand by Your Man
4. Medley: She Thinks I Still Care/Love Bug/The Race Is On
5. I've Been Everywhere
6. Detroit City
7. Ring of Fire
8. It's Too Late
9. Loving Her Was Easier (Than Anything I'll Ever Do Again)
10. Medley: Only the Lonely/Oh, Pretty Woman
11. Belshazzar
12. Brown Eyed Handsome Man
13. Girl from the North Country
14. Fire and Rain
15. Daddy Sang Bass
16. Closing Monologue/I Walk the Line (Reprise)

登場人物は、正直知らない人も結構多いです。
馴染みがあるのは、7(Ray Charles)、8(Derek And The Dominos)、10(Roy Orbison)、
13(with Joni Mitchell)、14(James Taylor)。

僕のようにいわゆる「ロック」を中心に聴いてきたモノからすると、
69年~71年あたりの頃は、
The Beatlesの解散、
幻想の頂点と衰退、
幻想の中心に居た重要人物の死、
その後の多様化とビッグ・ビジネス化の始まり、
という印象があります。

そういう時期に、TVでオン・エアされていた番組。
勿論、当時のスクエアな人たちが視聴者の中心だったと思います。

しかし、カウンター・カルチャー時代にはスクェアと見られていた音楽が、
その後、今に至っても、再発見、継承されている。

元々宮廷音楽の伝統などない、植民地として始まった国。
その国への、多様な入植者(奴隷として連れられて来た人々含めて)が、
大洋を渡って継いで来た、様々な民族/大衆の音楽。
歴史の浅い国ながら、長い長い伝統に基づいたそういった音楽が、
継承され、ぶつかり、混ざり合って、豊饒な大衆音楽を生み出し続けているのかな、
な~んて、考えにふけりながら聴いてます。

I Walk The Line


Ring of Fire by Ray Charles


It's Too Late by Derek And The Dominos + Jam with Johny Cash and Carl Perkins


Girl From The North Country by Johnny Cash and Joni Mitchell


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コメント 8

リュウ

最近気になり始めた一人が、Johnny Cash です♪
それというのも、Joni Mitchellとの共演を知ったので!
この人、声がたまらないんですよね~。
低音の魅力・・・。

参考にします!
by リュウ (2009-03-30 22:40) 

substitute

リュウさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
僕も最近です、Johnny Cashが気になりだしたのは。
今回画像を張ったのは、確かナッシュビル・スカイラインでDylanとCashが一緒にやってましたよね。カナダ出身のJoni Mitchellとこの曲を一緒に演るのは、なかなか良い趣向です。
Derek & The DominosのIt's Too Late、最初のコーラスのアルペジオで、神様Claptonが珍しくピッキングミスしてるのが、そのまま入ってます!
by substitute (2009-03-30 23:03) 

波野井露楠

わあ!これ、いいですねえ!
しかも、すごいゲスト陣(>v<)!!
ジョニー・キャッシュのアルバムは持ってないんですけど、さっそくチェックしなくちゃ!!
まずは、近所のCD屋にジョニー・キャッシュがあるか見てきますね(^^)!
by 波野井露楠 (2009-03-31 07:16) 

substitute

波野井さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
僕も勉強始めたばかりです、ジョニー・キャッシュさん(汗)。
勉強するしないはともかく、このアルバムは面白いです。
YouTube漁ると、ここにも収められてない、Johnny Cash Showからの画像が色々と引っかかって、面白いですよ。
by substitute (2009-04-01 23:51) 

walrus

どの映像もいいですね。
とくにデレク&ザ・ドミノスはクラプトンのボーカルがいい!
でもその後に出てきたカール・パーキンスが、
多分ぼくは初めて見ると思うんですが、貫禄あって、
これまたかっこよかったです。
by walrus (2009-04-04 08:59) 

substitute

walrusさん、こんばんは。
コメント&Nice、ありがとうございます。
ドミノスと、カール・パーキンスの共演、カッコいいですよね!
by substitute (2009-04-04 21:17) 

DEBDYLAN

出席とり終わってないっすよね?(苦笑)

このDVD観たくてたまんないっすよ~。
予算の関係で後回しにされてるんだけど^^;

JOHNNY CASHは誰が相手でも自信に溢れカッコいいっすね。

個人的には、
DYLANの曲をJONIとデュエットしてた映像にヤラれちゃいました^^。

カントリーっていうと保守的な音楽に思われるけど、
決してそんなコトないんですよね。

彼やグラム・パーソンズ。
今substituteさんが特集中のエミルー嬢を思うと、
進化し続けるアメリカン・ルーツ・ミュージックだと思います。
(↑うまく表現できませんが^^;)

てな訳で。
のんびりと過去記事荒らしにお邪魔しますんで。
適当にあしらっといてください(笑)

by DEBDYLAN (2009-04-15 23:00) 

substitute

DEBさん、こんばんは。
コメント&Nice、ありがとうございます。

> 出席とり終わってないっすよね?(苦笑)
あはは。弊ブログは、出欠とりません。のんびりどうぞ。

僕もDVDは持ってなくて、YouTubeで我慢してます。
漁ると、Johnny Cash Showからの映像、いっぱい出てきますよ、
このCDに入ってないのも含めて。

by substitute (2009-04-16 22:03) 

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