Odds And Sods ～ The Who

Odds & Sods

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Polydor
• 発売日: 2000/10/30
• メディア: CD

待望の単独来日公演まで、１週間を切りました。
それを控え、暫くの間、The Whoの記事を続けてましたが、
多分今回が公演前の最後の記事になるでしょう。

怠惰故に、結局今回を含め５枚ほどしかカバーできず、
情けないな～、と思いつつも、
どうせ自分が聴いた音楽の感想駄文を、たまたまブログなる形で、
匿名で無責任に表に出しているだけだから、まあいいや。

で、今回は、"Odds & Sods"。

The Whoは、シングルがずっと重要だった60年代だけでなく、
70年代になっても、オリジナル・アルバムだけでは定番曲が
押さえきれないバンドだったと思います。

"Odds & Sods"は、60年代～70年代前半の
宝石のような落ち穂を拾い上げているアルバムだと思います。

この"Odds & Sods"は、"Quadrophenia"後、
映画"Tommy"で多忙な中、レコード会社からの新作要求を
満たすためもあって、John Entwistleが中心になって、
未発表曲やらレア・トラックを集めたモノです。

こんな能書きを書くと、チープな印象のジャケットも相まって、
大した事のないアルバムのように思われるかも知れませんが、
とんでもない。聴き応えあります。

High Numbers名義の"I'm The Face"から始まり、
"Baby, Don't Do IT"のいかにもThe Whoらしいパワフルなカバー、
"Under My Thumb"のこれまた別の面でThe Whoらしいポップなカバー、
ライブが圧倒的に有名な、"Summertime Blues"と"Young Man Blues"のスタジオ版、
子供の喫煙防止キャンペーン(何でThe Whoなの？)のために録音されたらしい"Little Billy"、
PeteがリードVoを取る"Love Ain't for Keeping"のエレクトリック版、
Long Live Rockのスタジオ版、
Lifehouseの残滓の数々の曲、
などなど、メチャメチャ楽しめまっせ。

もし僕が、The Whoをこれから聴こう、という人に３枚薦めるとしたら、
　　Live at Leeds Delux Edition
　　Meaty Beaty Big And Bouncy
　　そしてこのOdds & Sods
です。

しかし単独来日、楽しみですな～。14日の横浜に出席予定です。
The Whoが気持ちよく楽しませてくれても、
日本の客にPeteが頭に来たとしても、
どっちにしても、The Whoらしく、個人的には満足できると確信してます。

Under My Thumb by The Who


Long Live Rock

タグ：The Who フー Odds And Sods

コメント 4

あともう少しですね！
しっかり焼き付けようかと思います♪

自分も14日横浜ですよ～。

4人組のおっさんで騒いでいるとしたら、うちらです、たぶん（笑）

さて、Odds&Sodsは物凄く好きなアルバムです！

あとは１ｓｔもですね♪

では、Live楽しみましょう♪
by リュウ (2008-11-09 08:39) 

ヨメと２人で観に行きます。
楽しみ楽しみ！
by substitute (2008-11-09 20:02) 

アルバムとは関係ない話になりますが＾＾；

この「UNDER MY THUMB」のカヴァー。
STONEが逮捕された時に
彼等を支持するためにリリースされたんでしたっけ？

ラフな演奏ながら、
ポップなコーラスもフィーチャーされて、
THE WHOの曲になってますね＾＾。

by DEBDYLAN (2008-11-15 08:18) 

ＤＥＢさん
> この「UNDER MY THUMB」のカヴァー。
> STONEが逮捕された時に
> 彼等を支持するためにリリースされたんでしたっけ？
僕の知識では、その通りです。
The Last Timeも演りました。

仰るとおり、どちらもThe Whoのポップな曲になってますね。

by substitute (2008-11-15 08:21)