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Too-Rye-Ay ~ Dexy's Midnight Runners [Rock]

カモン・アイリーン

カモン・アイリーン

  • アーティスト: デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/12/20
  • メディア: CD
80年代はじめ頃、大ヒットした"Come On Eileen"を含む、
Dexy's Midnight Runnersの有名なアルバム。
オリジナルのタイトルは、"Too-Rye-Ay"。
邦題は、「女の泪はワザもの」だったような記憶が。。。(勘違いかな?)

今更ながらチャント聴いてみたら、とても良かったデス。


"Come On Eileen"はリアルタイムでBest Hit USAで良く観ました。
当時、なかなかエエやん、と思いながら、ヒネクレ者の僕は、
これが入っているアルバムではなくて、"Searching for the Young Soul Rebels"、
邦題は「若き魂の反逆児を求めて」を確か輸入版で買いました。

当時このアルバムなぜか、あまりピンと来なかった。
それまでに聴いていた音楽経験が浅かったせいなのと、
今でもそうなんですが、基本的に、パンク~ポストパンク/ニューウェイブ系の
人たちの歌い方が、生理的にあまり好きじゃないためだと思います。
たとえばDuran Duranの"Hungry Like the Wolf"みたいな歌い方。
(もちろん例外はありますよ。コステロの歌い方は少しそういう匂いがあるけど、
大好きだし、ポール・ウェラーからはそういう匂いは全く感じない)

先日書いた、カバー曲ベスト10の記事に、頂いたコメントでDexy'sを久しぶりに
思い出して、"Too-Rye-Ay"を買って聴いたら、良いのなんのって。
ボーカル・スタイルへの違和感は、正直少々残りますが、
それを補ってあまりある曲と演奏。
思い出させてくださった、goldenblueさんに大感謝。

僕の買ったのは、例によって輸入盤で、iTuneに落として情報を見ると、
どうもドイツ盤みたいです。
オリジナルの10曲に加えて、以下のボートラ入り。
"The Celtic Soul Brothers (US Mix)"
"Jackie Wilson Said (Live)"
"Come On Eileen (Live)"
"Marguerita Time"
"Respect (Live)"
"Dubious"
"Lobe Part 2"
"T.S.O.P.(The Sound Of Philadelphia)"

まさに、Celtic Soul。
ホーンを入れたR&Bの典型的なフォーマットに加えて、
フィドル等による英諸島のトラッドな雰囲気。

"Come On Eileen"のヒット以来、約25年間、
その間に聴いた色んな音の経験で、ようやく良さが分かるように
なってきたんでしょうね。僕も成長したもんだ、ゆっくりながら(苦笑)

Come On Eileen


Jackie Wilson Said


The Celtic Soul Brothers


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コメント 4

DEBDYLAN

このアルバム、愛聴盤です。
僕はヴォーカルも好きでして(笑)

>"Come On Eileen"はリアルタイムでBest Hit USAで良く観ました

ハイ、一緒です(笑)

僕もアルバムを購入したのは数年前。
やはりこんな僕でも経験が役に立ったんでしょうか?
一発で気に入りました。
カッコイイっすよね。

リアルタイムで聴いてたら・・・
???で終わったかもです(汗)

by DEBDYLAN (2008-04-13 21:59) 

goldenblue

私もBest Hit USAリアルタイムのクチです。本文に自分のHNが出てくるとびっくりしますね。こちらこそありがとうございます。
激しいギターバトルや時代の最先端の刺激的な音もそれはそれでワクワクするけれど、時代の波を越えて長く残っていくのはきっと、こんなホッとするような演奏なのでしょうね。
by goldenblue (2008-04-15 00:45) 

substitute

DEBさん、毎度、ありがとうございます。
過去にすれ違っただけの音で、今になって深入りする場面、僕は最近多いんですよ。
Ronnie LaneとかFirportあたりを最近良く聴いていたのと、元々のVan Morrison好きがクロスオーバーして、やっと良さに気づいたのかと思います。
by substitute (2008-04-16 00:55) 

substitute

goldenblueさん、
本文に勝手に掲載させていただいて、失礼いたしました。
最近は、ホっとするような土臭いルーツ・ロック系と、一方でFunkに凝ってます。
by substitute (2008-04-16 01:01) 

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